スワップ派のためのFXポートフォリオ 別章
b. 雑記など - 目次 -
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b-1. ちょっと一息(07/12/12)
b-2. ライアーゲーム(08/01/24)
b-3. Blood in the streets(08/10/08)
b-4. システムトレーダーのブログ紹介(08/10/14)
b-5.ポートフォリオの最適化その1より(08/10/16)
b-1. ちょっと一息(07/12/12)
分散の計算をExcelで紹介しようとしたのですが、手順を追った画像を貼り付けてゆくのは非常に手間がかかることが判明したので、それはやめることにしました。そのかわり、計算式を埋め込んだExcelファイルをアップしようとしたのですが、
これも、ブログではダメなんですね。
というわけで、HPを作ってそちらにExcelファイルをアップして、ここからリンクすることにします。HPのことは、良く分からないので、ちょっと、これから格闘してみます。できたら、報告します。
というわけで、今日はブレイク。
最近、為替の長期ポートフォリオ用のリスクモデルも改良しています。ある程度のレベルまでいきましたら、これとオプティマイザーを使って作った、モデルポートフォリオもアップする予定です。
オプティマイザーも、Longのみの決め打ちで作ってしまえば簡単なのですが、Shortも対応させようとすると、案外、難しいものです。ようするに、スワップではマイナスになりますが、リスク低減効果の方が強いので、あえて、Shortポジションを組み込むというやつです。
これに対応させると、たとえば、対USDの20通貨をユニバースにして最適化を行うことは、20通貨すべての組み合わせのペアで最適化を解くのと、同じ効果が得られます。
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b-2. ライアーゲーム(08/01/24)
相場も荒れていますね。お金に余裕がある人は、FXやるより超割安小型優良株を仕込んだほうが良さそうな気がします。
最後にほんのちょっとFXに関係すること
BRICsとペッグ通貨を除くとスワップを期待収益としたときには、
現状で取引できる通貨をどんなに組入れても、
最大シャープレシオは
1.5~1.8程度となります。(これでもすごい!)
スワップの売買のスプレッドを考慮すると
1.5を超えるのもちょっと難しいかもしれません。
ちなみに、くりっく365銘柄では0.6が限界でしょうか。
2を超えているような結果が示されたら、
・・・・
疑ってください。
こんなのを信頼して高レバレッジ運用をすると、
最近の相場のような状況では、大変なことになります。
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b-3. Blood in the streets(08/10/08)
マーケットは大変な状況になっています。
こんなになってしまうと、さすがにリスクを押さえたポートフォリオでも損失は免れない状況です。
1ヶ月前ほどの記事最適ポートフォリオの効果その2(08/08/07ブログ掲載)で紹介したポートフォリオは、どうなっているのでしょうか。
7月31日にポジションを作ってほったらかしている状態とすれば、
こんなときに、損失のはなしばかりするのも嫌なのですが、現在評価損が-50万円くらい。
300万円の証拠金が250万円になってしまっています。
リターンベースならば、-16%なので回復は可能ですが、かなりきびしい状況に近づいています。
資金の30%以上やられると、回復は相当にきびしくなりますので、この辺で一旦、ポジションを減らしておく対策も必要かもしれませんん。
ところで、同じ時期に豪ドルだけで運用した場合の比較もしていましが、その場合はどうなっていたでしょうか。
7月31日にレバレッジ4倍で豪ドルを投資したとしたら、
もう、終わっています。
証拠金は尽きて、すでに強制ロスカットになっています。
つまり、
リスク管理無しの豪ドルオンリーでは、300万円 → 0円
リスク管理したポートフォリオでは 300万円 → 250万円
損失同士で比較するのも嫌なのですが、ポートフォリオならば、とりあえず、まだ、次の機会を狙えます。
投資で大切なのは、絶対に退場にならないことです。
リスク管理と資金管理をしっかりしておけば、現在のような最悪の状況でも、復活可能な状態で生きながらえることができます。
ところで、
今日は、エクセルでヒストグラムを作る方法を紹介する予定でしが、こんな状況では誰も読まないと思いますので、有名な話を書いてみます。
1815年ワーテルロー、フランスのナポレオン率いる10万のフランス軍とウェリントン公のイギリス軍7万が対峙していた。この勝敗が、今後のヨーロッパの覇権を決める。
ロンドン市場。投資家はワーテルローの戦況を見守っていた。もし、フランスが勝てばイギリスの国債は大暴落が必須。
当時は、現在のような通信手段はなく、多くの投資家は他の投資家の動向を気にしていた。
ロスチャイルド銀行の頭取ネイサン・ロスチャイルドはイギリスの勝利に大金を賭けていることは、多くの投資家の知るところだった。
ロスチャイルドが売れば、自分も売ろう。
ロスチャイルドが買えば、自分も買おう。
そのロスチャイルドが、突然、市場で投売りをはじめた。
市場はパニックになった。誰も彼もが、手持ちの証券をわれ先へと売り始めた。
そのとき、暴落した資産をひそかに買い進んでいるものがいた。
ネイサン・ロスチャイルドである。
数時間後、イギリス軍勝利の情報が市場にもたらされた。
市場は暴騰した、そして、ほんの数時間前まで他の投資家が所有していた資産は、ほとんどロスチャイルドのものとなっていた。
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b-4. システムトレーダーのブログ紹介(08/10/14)
FXポートスタジオの販売を手伝ってもらっている、猫レオさんのブログを紹介します。
FXスワップ派などなど投資徒然
です。
猫レオさんは、本業は住居系のデザイナーですが、市場が開いているときは日経225のシステムトレーダー、夜間や休日は本業をしています。
現在は、日経225のトレードで収益を確実に上げているようですが、安定してくるまでには、1年以上の試行錯誤を繰り返したようです。
それでも、「何度も血を吐きそうになった、こんな大変な仕事はない」とよく愚痴をこぼしています。
そんな猫レオさんがブログを始めると言っていたので、一寸よってみました。
これが、結構面白いのです。
先物システムトレードとFXスワップ運用とは、投資手法としては全く対極に位置するようなものですが、投資という共通のベースがあるので、とても参考になります。
猫レオさんがよく言っている投資で成功する秘訣とは
・ほんの少しでも確率的に優位な手法を探すこと
・それを信じられるまで、徹底的に調べること
です。
スワップ派でも納得ですね。
よろしかったら、
FXスワップ派などなど投資徒然
まで寄ってみてください。
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b-5.ポートフォリオの最適化その1より(08/10/16)
ここ2週間ほど、会社から帰ってくるとぐったりです。
毎朝、ロイターをあけて一通り海外の相場状況をみるのですが、それだけで、どっと疲れが出るような状態です。
仕事でやっているのも、ニュートラル系以外は、どんどん資産が減少して行くばかりです。こうなると、どうにもならないですね。
プロの場合、運用制約というのがあって勝手にポジションを閉じることはできないため、できるだけ被害を少なくするようなリスク調整をする以外に方法はありません。
仕事もさることながら、
FXの方でも、こんな相場になってしまうと、スワップ派が痛手を被ってしまうのは仕方がないと思います。
ただ、きっちりとリスクと資金のコントロールをしている方は、充分に再起可能な状態でいると思います。
トルコリラや豪ドルなどに一辺倒の高レバレッジでは、ほとんど討ち死にでしょう。
スワップ派は長期戦です。今回の相場は、かなりひどい状況ですが、退場にさえならなければ時間が味方をして復活は可能です。
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序 章
第一章 入門編
第二章 発展編
第三章 実戦編
以下、続きはブログ゙で連載中
別 章
その他
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