ＦＸポートスタジオのご紹介

その１．スワップ派の資産運用においてポートスタジオが果たす役割 　　　　　　　　　資産の運用は、次のステップから成り立っています。 　　　　　　 資産運用をする上で、この４つのステップで意識することは非常に重要です。資産運用は、例外なくこの４つのステップを通るわけですが、ふつう個人投資家が、このように分解して考えることはほとんど無いでしょう。 機関投資家の場合には、それぞれのステップを受け持つ組織はすべて別々の部門となります。(組織が小さい場合は、２つ以上のステップを一つの部門で受け持つこともあります。) ここで、機関投資家の内情をいろいろと書くと長くなってしまいますので、省略しますが、大手生保等などはこれらがさらに細分化されるために、動きが鈍重になってしまったりします。 一方、私たちのような個人投資家の場合はずっと責任が重く、すべてのステップを自分ひとりで引受ける必要があります。その代わり、非常に柔軟に決断を早くすることができるので、投資環境の変化にはすばやく対応できる利点もあります。 　　　　　　　ＦＸポートスタジオの最適化はこの４つのステップの中で 　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　部分を強力にサポートするツールです。 ところで、スワップ派がポートフォリオを作成する目的は、なんでしょうか？　　　　　　 　　　　　　　　　利益を最大限に伸ばし、リスクを最小限に抑える 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ことです。 そして、ＦＸポートスタジオが果たす役割とは、まさにこの「利益を最大限に伸ばし、リスクを最小限に抑える」ポートフォリオの作成を行うことなのです。 　　　　　　その２．ＦＸポートスタジオが持つ様々な機能について ＦＸポートスタジオは、初級者から上級者まで、様々なレベルに応じた使い方が可能です。ここでは機能を５つに分類し、それぞれを基本と応用に分けて解説します。便宜上、各機能を分けて説明していますが、実際の運用に際して、各機能は独立して扱うものではありません。相互に関係した調整を行うことで、ポートフォリオの質を高めていくことが出来ます。 １．ポートフォリオ最適化 ２．ポートフォリオ編集 ３．売買リスト作成 ４．リスク分析 ５．バックテスト分析 １．ポートフォリオ最適化機能 　　【基本】 　　　基本情報を入力し、ポートフォリオを自動的に作成します。 　　【応用】 　　　ポートフォリオの作成には、細かい運用条件や要因を付加出来ます。 ２．ポートフォリオ編集機能 　　【基本】 　　　証拠金やレバレッジなど、全体を整える大きな調整が可能です。 　　【応用】 　　　ポートフォリオを構成する各要素ごとに、微調整が出来ます。 ３．売買リスト作成機能 　　【基本】 　　　売買リストと最適化機能により、リバランスの煩雑な作業を軽減します。 　　【応用】 　　　ポートフォリオ最適化と同じ条件で、細かい運用条件を付加できます。 ４．リスク分析機能 　　【基本】 　　　確率的に導かれた、リスクとリターンの基本的な予測値が網羅されています。 　　【応用】 　　　個々の通貨ペアが全体に及ぼす影響を細かく分析します。 ５．バックテスト分析機能 　　【基本】 　　　視覚的なグラフにより、過去の状況を、直感的に把握することが出来ます。 　　【応用】 　　　過去のリスクとリターンの各要因をもたらした数値について分析します。 　 ※　詳しくはマニュアルを参照下さい。 データについて 共分散行列 リスク計算を行うための各種通貨ペアの共分散行列は、日次ヒストリカルリターンデータに基づいて計算しています。 計算手法の特徴としては  指数減衰法  相関行列と分散の計算をそれぞれ最適なパラメータで計算  ノイズデータの処理 等を用いることによって、推定精度の高い共分散行列を推定しています。 データソース、および、共分散行列は公開していませんのでご了承ください。 スワップ 提供しているスワップは、SAXO系のデータを利用しています。業者のスワップは日々の需給等のよって変動しますので、スワップ狙いの長期運用ではそのままの値を用いると誤差が大きくなることがあります。そのため、指数移動平均を計算することによる平滑処理をした値を提供しています。 業者の値をそのまま利用したい場合には、各自で設定することも可能です。 ※サザインベストメント専用ツールは、サザインベストメント社から提供されているＧＦＴデータを上記処理にて使用しております。 TOPへ